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📚ママの絵本室  食

お子様の食べず嫌い偏食にお悩みの方に届けたい絵本

妹はまだ小さくて手のかかるやつなんだ。

👧 ✋ 👨

パパとママは妹の面倒をちゃんと見てあげてね。

とか、ご飯を食べさせておいてね。って出かけちゃう。

それって本当に大変!

何故って妹は

ニンジンはウサギの餌

🥕 🐇  🥕

豆?チンチクリンだし ゲッ❕

といって食べません。

嫌いな食べ物が沢山あるのです。

そこで、お兄ちゃんは考えました。

例へば人参は

「はるばる木星から届いた”枝みかん”だ」と。

作戦成功です(⋈◍>◡<◍)。✧♡

ニンジンそっくりだけど、ニンジンでなければ食べてみようかって食べたのです。

🥕 🥕 🌞

その後もお兄ちゃんはどんどんネーミングを変えていきます。

でもね。お兄ちゃんがその前にやったことは、食べ物を否定する妹を全肯定したのです。

肯定することで妹の強い拒否感が緩和されていったのです。

その嫌いなものは何にもない!と言い切ることで安心感も受け取ったと感じます。

だからこそ、お兄ちゃんの楽しいネーミングが素直に入ってきます。

緑の豆は”飴玉緑”と言って、地球の反対側では、それが空から降ってくるとても珍しい食べ物だと伝えたのです。

これって付加価値ですよね。

この言葉で妹は豆に関心を持って1個か2個かじった後「ん?なかなかいけるかも」。

ってたべたのです。

お子様の食べず嫌い偏食にお悩みの方に届けたい絵本です。

 

ぜったいたべないからね

作:ローレンス・チャイルド

訳:木坂涼

フレーベル館