ユーモアと発想力を楽しめる絵本
お小遣い値上げ交渉を絵と文で表現されています。
その発想のユニークな事に思わず微笑んでしまいます。
また、このエネルギーの高さにも関心しました。
小学4年生優太くんの挑戦が始まります。
お小遣い500円は少なすぎる。
値上げして欲しいけど、口ではお母さんに負けてしまいます。
そこで考えたのがポスターを作る事。
そう決心した優太君の頭の中で、絵を書く絵くんと文章を考えることばくんが現れ次々と発想を絵と言葉で繋いでいきます。
優太くんは真剣です。
その次から次へ出てくる発想力に、納得できることもあるし、感心することもあるし、突拍子な考えもあっりでユーモアたっぷりです。
ユーモアと発想力を楽しめる絵本です。
絵くんとことばくん
作:天野祐吉
絵:大槻あかね
出版社:福音館書店