むか~し昔の事
子ども達と歩いている時、私に子どもが「あんよは上手 あんよは上手」と声をかけてくれていて、その言葉懐かしいと思って聞くと、私が子どもが小さい頃言っていたそうです。
そういえば、あんよは上手の掛け声で、疲れた子どもの足が元気になって歩いてくれました。
すっかり忘れていました。
その昔の私も疲れた足取りだったのかもしれませんね。
この絵本は絵本講師の方からの紹介で購入しました。
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大好きなおじいちゃんの教えてくれたこと
僕の名前はボビーです。
ボはおじいちゃんのボブからもらいました。
ボブとボビーは親友です。
よちよち歩きの時
「ほら、こっちの足を出してごらん。次はそっちのあし。
そうそう あんよは上手 おいっちに おいっちに」
と歩き方を教えてくれました。
そして、おじいちゃんと楽しい時間を過ごしました。
そのお爺ちゃんがある日、倒れてしまいました。
そして、退院してきたときには寝たきり状態でした。
言語障害もありました。
ボビーがおじいちゃんにしたことは?
そしておじいちゃんに起こったことは?
もう感動しかありません。
寝たきり状態は何も出来ないと判断するのは大人思考に多いです。
そんな大人の考えをボビーは覆しました。
ボビーはおじいちゃんわずかな変化を捕まえて
教えられた事を、教え伝えることをしたのです。
教えを伝える事の大切さが分かる絵本です。
おいっちに おいっちに
作:トミー・デ・パオラ
訳:みらいなな