ナンターラって何?
表紙の絵の表現が
ゾウが耳を左右に広げて寝そべっていて、山のような大きな背中がまんまるです。
そして顔の真ん中に赤い傘が立っています。
片目はハッキリ見ていて、もう片目は小さなゾウの目で何とも愛らしさを感じて手に取ってみました。
ページを開いて行くとナンターラの意味がわかりました。
何かわからないのでナンターラです。
そうするとゾウの周りはナンターラだらけ?になっちゃいそうですが、そこは絵本です。
何だか分からないナンターラの事を考え色々な工夫をしたりしますが、どうもピッタリ合いません。
小さな子供がおもちゃで遊ぶ時、最初は遊び方が分からないものです。
そして、目で見る・触って見る・口に入れて確かめてみる・投げてみるなどの行動が見られます。
生まれて、こんな遊びの中で思考錯誤ってすることを自然に学んできたんだなぁ~と考えてしまいました。
最後に表紙の裏の様々な模様の傘が可愛い。
今日の雨にはこのお傘にしよう!
考えるだけでワクワク気分になります。
ふしぎなナンターラ
作:イルソナ
訳:小島希里
北村教育図書