こんにちは👋😃
カウンセリングルームびんす代表の濱崎福美です。
今回はチック症からの卒業ということで、チック症のお子様と、そのお母様との箱庭療法についてです。
内容の詳細につきましては、個人が特定できないように配慮させていただいています。
まずは、お母様からのアンケート内容のご紹介です。
私が箱庭を受けたきっかけは、子供のチック症でした。
鼻がピクピクすることが怖いと泣き出した我が子に、私もどうしていいか分からず、友達の母が心理カウンセラーしていることを思い出し泣きながら友達に電話しました。
友達の母(以後先生)は優しく対応してくださり、一度箱庭においでと誘ってくださりました。
後日、子供と一緒に箱庭に迎い先生との箱庭が始まりました。
初めは、子供の作った箱庭に感想を言うのが、とても難しかったです。
(大丈夫ですよ)
きっと、無意識に子供の悪いところに目が行き褒めるということをしてなかったです。それから、少しづつ褒めるということを学びました。
子どもの箱庭も、どんどんと登場人物が増えて行き、賑やかな箱庭が出来てきました。
箱庭が終了してからの息子は自信に満ち溢れて、今では鼻のピクピクは気にならなくなっています。
「もし、何かあったら箱庭にいけばいい!! けど、もういかんろうけど」なんて話しています。
私も一緒に催眠療法を受けさせていただきました。
過去のトラウマと向き合うことが本当に怖かったですが、先生がゆっくりと向き合わせてくださり、今は思い出しても怖いという感情が少なくなったと感じます。
自分自身と向き合う機会を与えてくださり、子供が笑顔で過ごせているのは箱庭のおかげです。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからは、親子で前を向いて、何があっても大丈夫という気持ちで生きていきたいです。
先生、本当にありがとうございました。
この方は、我が子からの紹介でした。
お子様のことですので、早々スケジュールを調整させていただきました。
通常、箱庭はお子様 御一人で置いていただきますが、親子で同時セッションを受けて頂くと、親子関係が明瞭に見えてきます。
そして、セッション中に気がついたこと、その後のお子様の様子などは、メールかラインにて連絡を取りあい、直ぐフィードバックさせて頂きました。
そうすることで、お母様の気づきへの促進を促させていただきました。
今回、お子様は最初はびくびくされお話を聞いても、お母様に助けを借りるような感じで、私との視線も合っていませんでした。
しかし、箱庭を作り出すと別人とは言いませんが、自己の世界観で集中され一人で話しながら楽しそうに 精力的に作られました。
箱庭の後は、その作った箱庭を見ながら、お話を聞かせていただくのですが、このお子様の箱庭のストーリーがまた、盛りだくさんで子供の限りない力を感じました。
そして、ある日を境に私との視線も合うようになり、母子ともに依存から脱出し、自律への一歩を感じるようになりました。
箱庭がどんどん展開し、最後の箱庭はとても感動的でした。全10回のセッションでした。
このように、箱庭を作ることにより自己の無意識との会話ができ、治療が進行していくのです。
後日お母様からのメールで「もし、何かあったら箱庭にいけばいい!! けど、もういかんろうけど」とお子様が話されたということを聞き、安心いたしました。
最後は、母子ともに催眠療法をさせていただき、お子様には素敵な思い出を大切に胸に収めて頂きました。
(注)投稿に使いました箱庭の写真は今回の箱庭とは関係ありません。
このブログに訪問していただき最後まで読んで頂いてありがとうございました❤。
ではまたお会いしましょう。