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【許せない気持ちを認める】自己開示シリーズ

【許せない気持ちを認める】

夫の姉が認知症になりました。

時間がわからない。お金の管理ができない。火の管理ができない。妄想が現れる。

 

と段々症状は進行しました。中でもお金の管理ができないことには心を痛めました。

通帳がない!財布がない!お金がない!とずっと部屋の中を探します。

私に探してと言ってくるので、一緒に探して出てくると次はそこにはありません。

そして、取られ妄想です。

犯人はお世話している人の特権で私でした。

身構えている時は冷静に対応できるのですが、突然いわれると、姉を攻撃していました。

泥棒扱いにされるのはつらいです。

 

【そういえば若い頃の私が出てきました。中学の時友達に誘われてスーパーで小さなチョコレート一個万引きをしました。そして小さなお店で現金を万引きし、その友達と分けました。

でも三回目は一人でした。

 

のちに母が責めやれていたことを知りました。

そして母は私をかばってくれたことも知りました。

その時はワクワクドキドキしていたのを今思いだします。

そしてスーパーの方や、小さなお店のおばさんにも誤り弁償をさせて頂きたいと思います。ごめんなさい。】

 

この姉の泥棒扱に腹が立つのはこの万引きを指摘され必死に隠そうとしていることだったのかもしれません。

この文章を書くことで理解できました。

姉のお金の管理について立会人をたて金銭管理を私がするようにすると話し合いました。

姉は快く「お願いね。」と言ってくれました。

話し合った内容にサインしてもらい姉に渡しました。

しかし「私のお金を返して」と毎日攻撃され心は疲れ果てていました。

姉に若いとき「私のお世話してね」といわれお世話させてもらえると喜んだあの日を後悔したり、また後悔する自分を許せなかったりしていました。

ある日夫と子どもの家に外泊して帰って来た日、家の前に救急車が止まっていました。

それから私が研修で外泊するときはショートステイを利用しました。

姉は、ショートステイは楽しかったと他の人には言っていましたが、私には「あんな淋しいところは行きたくない」といいました。

他人にはいいように言っても、私には本音を言ってくれるのは嬉しい事でしたが、一方では罪の意識が芽生えていました。

二回目帰ってきたときは「地獄から帰って来た」といい、その言葉が胸にささりました。

ちょうどそのころ、申し込んであった認知症対応の施設の入所が決まりました。

姉に説明しても嫌の一点張りです。

当日私も行くからと一緒にいき、無事入所となりました。

が、姉のお世話をさせて頂きたいと思っていたのに姉を施設に入れてしまったことに自分を責めてしまいます。

火の始末さえ!しかし、解決する方法を考えなかった私を責めています。

あんなに嫌がった地獄に送ってしまいました。

そんな自分が許せないのです。

この分を書いていて潜在意識から「許さなくてもいいよ。苦しいね。」というメッセージを受け取りました。

ウルウルしながら・・・。そして許さない自分を大切にして、そんな自分も自分であることを認めようと思えるようになりました。

ちょっとだけ。

胸が詰まります。

ちょっとだけでいいよ。

と言い聞かせながら姉との楽しい思い出とともにお世話させて頂いた姉に感謝します

もし、自己理解が必要なかたはお申込みホームへお進みくださいm(__)m

感謝と共に💗濱崎福美