【幸せな思い出でとともに】 今日の絵本
どんなにきみがすきか あててごらん
二匹のウサギがお互いにどれだけ相手の事が好きなのかを一杯いっぱい表現しあいます。
この絵本を読んで思いだしたことは、子どもが保育園児だった頃言ってもらった最高のプレゼント「僕、お母さんのこと数が終わるくらい好き💗」って言葉です。
キラキラした目で私をみて手をいっぱい、指の先の先まで広げて言ってくれました。
あの時の幸せ感が蘇ってきました。
体験したことはすべて潜在意識の中にはあるのですが、残念な事に覚えていない
ことが大半です。
なぜなら意識の中で顕在意識は10%で潜在意識は90%と言われていますので、顕在化出来ることが少ないのです。
絵本を読んでいると自分の否定的感情も刺激されます。
この“どんなにきみがすきか あててごらん”でも、お互いが自己主張し過ぎて、相手を無視しているのか?と、次のページは喧嘩口調になるのかな?とか思ってしまいました。
こんな場面に居合わせたら私ならどうしていたかな?と不安になったりもします。
この否定的な気持ちは、今回のように絵本でふっと出てきます。
人は無意識と6万回も会話しているそうなので、実は出てきてもまたすぐ引っ込んでしまいます。
しかし、絵本を通して思い出した事はまた絵本を読めば思い出せます。
また、お互いが好きな気持ちを身体で表現しきれなくなった時の表現方法が変わります。
成る程、好きという表現方法を変える事で世界観が変わると思うのはわたしだけなのでしょうか?
幸せな思い出でとともに 💗
きみがどんなにすきか あててごらん
文 サム・マスブ・ラットニィ
絵 アニタ・ジェラーム
訳 小川仁央