ユーモアと発想力を楽しめる絵本

 

お小遣い値上げ交渉を絵と文で表現されています。

その発想のユニークな事に思わず微笑んでしまいます。

また、このエネルギーの高さにも関心しました。

小学4年生優太くんの挑戦が始まります。

お小遣い500円は少なすぎる。

値上げして欲しいけど、口ではお母さんに負けてしまいます。

そこで考えたのがポスターを作る事。

そう決心した優太君の頭の中で、絵を書く絵くんと文章を考えることばくんが現れ次々と発想を絵と言葉で繋いでいきます。

優太くんは真剣です。

その次から次へ出てくる発想力に、納得できることもあるし、感心することもあるし、突拍子な考えもあっりでユーモアたっぷりです。

ユーモアと発想力を楽しめる絵本です。

 

 

絵くんとことばくん

作:天野祐吉

絵:大槻あかね

出版社:福音館書店

かなしいとき時ってどんな時

仲間外れになった時

欲しいものがもらえなかった時

そんなかなしいときには どうすればいいのだろう

分かっているようで以外に出来ない事ってあったような

子どもが大切なものを無くした時

つい、ちゃんと片づけておかないからよ! とか

悲しんでいるのにお説教になったり

そして、そんな自分が情けないと思ったことも

子どもの心に寄り添った子育てって難しかったなぁ~

と振り返ります。

 

 

かなしいときは、子どもも大人も一緒です。

その気持ちを聴くお母さんが子どもに向き合っている感じがホットします。

絵本の最後は作者からの子どもさんへの対応の方法が書かれています。

かなしいときの対処方法が理解できる絵本です。

かなしいときには

文:コーネリア・モード・スペルマン

絵:キャシー・パーキンソン

訳:まきの・M・美枝

出版社:PHP研究所

幸福感に包まれる絵本

 

好き好き 大好き~

私は花が好き

そんな私を知っている夫がよく花を買って来てくれます。

私を思ってくれる夫が好き。

夫が好きって公表するのは、ちょっと恥ずかしい

でも本当です💗

連休中はゆりと芍薬でした。

明日からはカラーと菖蒲です。

好き 好き 好き

色んな物が好きと表現されています。

絵本のページが好きでいっぱいで

読んでいるとテンションが上がってきます。

絵本って読むだけなのに

だけなのに

自然に笑っていたり、泣いていたり、ワクワク感いっぱいになったりします。

こんなに好き好きと連発された文章を読むと自然に幸福感に包まれます。

大人こそ絵本です。

ぜひ幸福感に浸って欲しいです。

読むだけで幸福感に包まれる絵本です。

すきがいっぱい

さく:マーガレット・ワイズ・ブラウン

え:ガーズ・ウイリアム

やく:木坂涼

出版社:フレーベル館

 

もしかしたら、叶うはずがないと思っていた夢でさえも越えられるかもしれないのです。

そう💗

きっと貴女にしか出来ないことをするためにこの世界にいる。

その前兆を感じているかも

そしてこの絵本に出会ったのかも知れません。

なんて素敵な響きでしょう。

更に

何をするにも愛を込めて心の声が呼ぶ方へ進んでみよう

という所があって、ドッキリしました。

 

今の私の潜在意識に呼び掛けられているようです。。

私達が持っている何処までも限りない可能性の物語

貴女に読んで欲しいと思う、勇気を与えてくれる絵本です。

 

もしかしたら

さく:コビ・ヤマダ

え:ガブリエラ・バロウチ

やく:前田まゆみ

出版社:パイ・インターナショナル

戦争で故郷を追われた親子三人がたどり着いたのは、夏は暑く、冬は寒い東の国でした。

ある日お父さんはパンを買いに出かけました。

しかし、買ってきたのはパンではなく大きな世界地図です。

おかあさんの声は辛そうです。

男の子は腹が立って許せない!と思いました。

しかし、その地図が男の子の生き方を変えるのです。

目先の事しか考えられなかったころの私だったらどうだろう?

なんかスッキリしなかったかもと思えます。

物の考え方は生きる力に影響を与えます。

大人にこそ💗絵本をです。

父親の愛の深さを感じる絵本でした。。

お父さんの地図

作;ユリ・シュルヴィッツ

訳;さくまゆみこ

出版社:あすなろ書房

それぞれお子様達には手放せないお気に入りがあります。

縫いぐるみだったり、タオルや毛布だったり。

実はこれは心理学では移行対象と言います。

まあ欲求不満や不安を和らげるのに役立っています。

もしお子様にこのような行為があっても見守ってくださいね。

親以外の外の世界になれてくると自然になくなります。

この事を絵本を通して素敵に表現されていますね。

女の子とミケット(猫のぬいぐるみ)のお話です。

女の子はミケットが大好きです。

どこへ行くのも、何をするのもミケットと一緒です。

ある日お使いに行くことになりました。

勿論ミケット(縫いぐるみ)も一緒です。

ちょっと公園に寄り道して

お買い物している間にミケットが居なくなってしまいました。

さあ~大変!

最後の女の子とミケット夢物語も可愛い

移行対象が学べる絵本です。

 

おはようミケット

さく:パトリス・アリスプ

やく:やまぐちともこ

出版社:福音館書店

#おはようミケット

生まれてきてくれたことに感謝できる絵本

私の愛おしい子ども達へ

生まれてきてくれてありがとう。

子ども達はみな立派な大人です。

それぞれに人生を歩いています。

沢山の困難を乗り越えてきたでしょう。

沢山の決断をしてきたでしょう。

そして人生の意味に何度もぶつかり合い

自分探しをしてきたでしょう。

迷うことも人生を豊かにしてくれた事でしょう。

沢山の人に支えられてきたことでしょう。

そんな事を想いながら読みました。

 

神さまがね「生まれていいよ」って。

だからママを探しているの。

クマくんやゴリラやブタさんにも聞いてみました。

「僕のママ知らない?」

そして素敵なママを・・・

生まれてきてくれたことに感謝できる絵本です。

 

生まれてきてくれてありがとう

ぶん;にしもとようこ

え;黒井健

優しい心が伝わる絵本

森に動物のお医者さんのロットさんがいます。

一番の患者さんはオオカミのガルーです。
クリスマスが近づいてきたのでガルーはロットさんにプレゼントしようと考え、冒険とも思える行動に出ます。

しかし、力尽きてしまいました。

この絵本はロットさん家族とガルーの心温まるお話です。
ガルーはちょっとドジってなっていますが、優しい思いが目立っています。

優しい心が伝わる絵本です。

ガルーからのおくりもの
作:葉月きらら
出版社:サンパウロ

エリックの大好きなじいじは道で心臓発作で死んでしまいました。

死んだじいじがどうなるパパやママから聞いてもピンときません。

じいじのお葬式の夜エリックの部屋のタンスの上にじいじが座って、暗闇をぼんやり見つめていました。

この世に忘れ物があると人はお化けになると、お化けの木という本に書いてあります。

でもじいじは何を忘れたか思い出せません。

そこでエリックと一緒に探します。

その忘れ物それは大切な事でした。

死は避けて通れない事です。

死について書かれていますが絵本なので絵も言葉も優しいです。

読んでいるとじんわりきます。

死のイメージが伝わってくる絵本です。

おじいちゃんがお化けになったわけ
文:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木晃子

#おじいちゃんがお化けになったわけ #絵本講師

沢山の知りたいを感じる絵本

大きな世界の中で知っていることは、ほんのの砂の一粒より少ないと思う事がよくあります。

この絵本は子グマちゃんがお母さんグマに日常の不思議を沢山質問します。

どうして どうして太陽はあっちもこっちも明るくしちゃうの どうして

そんな質問されたらどう答えますか?

お母さんグマさんは「それはね、子グマが一日一杯遊べるように明るくしているのよ」と答えてくれます。

こうやって答えてくれると、また聞きたくなると思います。

質問することの大切さが分かるし感じる心を育ててくれそうですね。

沢山の知りたいを感じる絵本です。

 

どうして どうして

文:トニー・ミトン

絵:ポール・ハワード

訳;アーサー・ビナード

出版社:小学館

#どうして どうして

#大人こそ絵本

#絵本育児