自立心を育てたいと思った絵本

お子様への期待は、最初は元気な子と思いますが

段々親の欲求は沢山になってきます。

優しい子に・たくましい子に・勉強できる子のに・

スポーツ選手になれる子に

お金持ちになれる子になんて、そんな記憶ないですか?

私もいっぱい子どもに期待しました。笑笑

幸いわが子たちはそれぞれ人生選択していて、今は親が支えられています。

今日のおすすめ絵本「ちいさな くし」です。

3歳児は第一反抗期ともいわれますのでこどもの対応に悩むママやパパがいます。

この時期の、子どもの〇〇したいは、時に親にとって迷惑な時もありますよね。

時間がない時一人で髪をとかしたいとか言われると、ついイライラの原因になってしまいます。

でも、この時どう親が考え行動するかで、子どもの心身の発達に影響するのです。

しかし、この子どもの ”したい” が自立心を育てるで見守り・援助が大切です。

ジェーンは3歳です。

自分で髪をとかしたいのですが出来ません。

ある日おじさんと散歩に行ったとき、欲しいものがあるか?

と聞かれて「クシが欲しい」と伝えると買ってくれました。

それ以来毎日練習しますが、中々うまくいきませんでした。

この絵本で、子どもの自立心の援助には次の3つが重要だとおもいました。

①行動したいと思うことがスタート
②どうすれば出来るかの方法を考える事が大切
③見守ることで自立できる

ということです。

しかし、この子どもの ”したい” が自立心を育てるで見守り・援助が大切です。

3歳時は第一反抗期ともいわれますのでこどもの対応に悩むママやパパがいます。

この時期の、子どもの〇〇したいは、時に親にとって迷惑な時もありますよね。

時間がない時一人で髪をとかしたいとか言われると、ついイライラの原因になってしまいます。

でも、この時どう親が考え行動するかで、子どもの心身の発達に影響するのです。

出来ない→出来るにしたいなら見守事が大切です。
ちょっと我慢しましょう!

原作:M・ポプルトン

文:掛川康子

絵:佐野洋子

福音館書店

子どもにもっかい!もっかい!と言われると

時には嫌になることもありますよね。

でも、そこから才能の目が出ているかもしれません。

しかもそんな絵本は、読み手も実も楽しんだりしていることに気づたこととかありあせんか?

今日紹介させていただく絵本は「もっかい!」です。

この絵本を読んでる大人も楽しくなります。

この絵本は、子どもの好きを大切にしたいと思える絵本です。

☆☆☆

クマの親子が、夜寝る前の絵本の読み聞かせをしています。

その絵本を聞いて子ども達が

もっかい! もっかい!

と読み聞かせのリクエストをします。

その声を聞いたリス・スカンク・アルマジロ・シマリスなどが集まってきます。

そして、物語の中の喜びも悲しみもみんなで共有するといいうストーリです。

この絵本で改めて
①絵本は感情が豊かになる
②絵本で幸せになる
③絵本で仲間が出来る
という事がわかります。

私達大人も好きな事はしたいです。

なので、是非子どもの好きを大切にしたいと思って欲しいです。

この絵本を読んでる読んでる大人も楽しいんです。

楽しいを誰かと共有しませんかぁ~

 

作: エミリー・グラヴェット
訳: 福本 友美子
絵: エミリー・グラヴェット
出版社: フレーベル館

人生において

泣きたいことは沢山ありました。

そして思い切り泣いた事もあれば、いっぱい我慢したこともありました。

でも泣きたいときは泣いていいよ。

涙には訳があるという事をお伝えしたいと思います。

そこで、今日は「どうしてなくの」を紹介します。

涙を流す背景はそれぞれあるけど、泣くことは大切。

何故なら涙には感情を浄化してくれる作用があるのです。
そんな事を理解出来ます。

まさに、この絵本は感情を理解できると思う絵本です。

この絵本を読んで

子どもが、「僕たちどうしてなくの」ときくと、お母さんは

泣くことの意味を伝えます。

怒って泣くとき、悲しくて泣くときありますよね。

反対に幸せで泣くとき、感動で泣くときもありますよね。

そうやって成長してきたことを感じます。

なので

①泣くことを我慢しない
②泣いた分だけ成長出来ると考える
③泣いてもいいよと自分にいう事が大切

と考えています。

泣いて自分の感情を大切にして欲しいです。

この絵本は感情を理解できると思う絵本です。

つまり

涙を流す背景はそれぞれあるけど、泣くことによって心の中がスッキリします。

さあ我慢しないで泣いてみましょう。

 

文:フラン・ピンタデーラ

絵:アナ・センデル

訳:星野由美

偕成社

ありのままの自分を認めることの大切さに気付ける絵本

誰にも子どもの時の、何の恐れもない心豊かな解放的だった時間を取り戻しませんか?

或いは周囲の環境に窮屈だった時間を開放しませんか?

という事で

今日のおすすめ絵本は「ようせいアリス」です。

アリスは見習いの妖精です。

まだ魔法は使えないけど

パパの背中に乗って馬に変身させたつもりで遊んだり

パパ用のクッキーをアリス用に変えて食べたりと空想の世界で楽しそうです。

これを読むとお子様の天真爛漫さが愛おしいと思えます。

そして

ありのままの自分を認めることの大切さに気付ける絵本

私の場合

子どもの発想遊びは時にはいたずらと見てしまっていました。

良い子であって欲しいと思う親心。

しかしそれは

子どもの為というよりも

私自身の価値観とか信念のずれであったと今は理解しています。

この絵補を読んで重要と思うことが3つあります。

①子どもの発想力を認める
②子どもなりに頑張っている事を認める
③自分らしく生きる事

の大切さを学ばせてくれました。

その

ありのままの自分を認めることの大切さは

現在も未来も言える事だと気付ける絵本でした。

いつでも

お子様の天真爛漫さが愛おしいと思えることって大切ですよね。

さああなたも

あなたの子ども心を思い出してみませんか?

 

作・絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央
出版社: 評論社

心の成長を感じることが出来ます。

姉さんは何でも知っているし、何でもできる。

とても心強いです。

そんな姉さんになんでも教えてもらっていた妹でした。

でも、でも、妹も成長しています。

 

段々、妹の心に姉さんに対する否定的感情が芽生えてきました。

それは、同時に自分自身に対する否定的感情かも知れません。

何でもできる姉さんに何も出来ない私。

でも、この時はまだしっかりそう自覚出来てないという事が、飽き飽きしたという表現で感じ取れます。

 

そうなんです。

姉さんに さあ座ってとか さあおいで とか言われた事に妹は飽き飽きしてしまいます。

そして、そっと家をでました。

そこで、いもうとは姉さんが泣いている姿をみました。

シクシク シクシク まるでいつもの妹のように

そんな姉さんに妹がした事は

いつも姉さんにしてもらっている事です。

この事で二人の仲が新し姉妹として成長します。

一度手に取って欲しい一冊です。

 

姉さんと妹を浅い緑の草むらがそっと包んでいるかのような暖かさを感じます。

姉妹で支えるって素敵だね

 

心の成長を感じることが出来ます。

文: シャーロット・ゾロトウ
絵・訳: 酒井 駒子
出版社: あすなろ書房

寝る前の導入絵本

点の集合?

線の集合?

山が木が森が、月が動物たちの絵がスゴイ!

真っ暗い森に月明りを森の木の葉が細かい線で表現されていて見とれてしまいました。

色々な動物の眠りが書かれています。

そして、アリの顔をマジマジ見たことがありますか?

アリの顔もマジマジ見とれてしまいます。

大きく描かれてちょっとびっくりしました。

子の表紙のように

文字を追うと絵が見えないし

絵を追うと文字が読めなくなります。

という訳で、ついつい何回も読んでしまいました。

色んな動物が夢をみながら眠ります。

そんな最後は子どもは冒険の夢を見るのです。

と可愛い女の子が描かれています。

優しく眠りに誘ってくれそうです。

寝る前の導入絵本として読んで欲しいです。

 

作・絵: イザベル・シムレール
訳: 石津 ちひろ
出版社: 岩波書店

心地よい感動を覚えた絵本

表紙のおおかみの表情に優しさを感じ手に取ってみました。

花の好きなメスのオオカミのウルは仲間に、花が好きという事が理解されません。

そこに、ルーフという花の好きなオスのオオカミと出会いました。

でも、多くの仲間からは馬鹿にされてしまいます。

そして、事件は起こりました。

ルーフは丘の上で仲間に囲まれてしまいました。

その後ルーフはいなくなりました。

ウルが、緑いっぱいの花の中でのルーフを待ちます。

二人で楽しんいた時間を想いながら一人で待っている姿に心動かされてしまいます。

他のオオカミは、花が好きという事が理解出来ないばかりか

二人のこの関係に感情をエスカレートさせてしまうことになったと感じます。

ここは何だか怖いです。

ルーフが守ったものは何だったのかぁ~?

自分のの考えを貫き行動する意味はなにかと考え込んでしまいました。

身の回りにはこのようなことは起こってっている。

私はどうなのか?

と思いながら、心地よい感動を覚えた絵本です。

 

ぶん:きたむらゆういち

え:葉祥明

新日本出版社

 

 

 

 

季節は廻り、それぞれの役割の中で生きている。

出会いも、別れも大切にしたい。

そんな言葉が浮かんできます。

絵本のどのページからも絵画的な美しさが印象的です。

灰色のローザの・ミールの羽根・アンナの髪・セーターの網目など細かく描かれています。

アンナの家が静かな森の中で、自然の中で季節を感じていることも伝わってきます。

そんな風景やローザとミールとアンナの語りに、心が引き寄せられます。

言葉にできない淋しさ

そして、言葉にしなくても伝わる淋しさがあるという黙ったまま、見送る後ろ姿に、淋しさとローザに対するお別れや応援しているであろうと感じます。

別れと再会が季節と共に繰り返されると感じた絵本です。

文:マイケル・J・ローゼン

絵:ソーニャ・ダノウスキ

訳:蜂飼耳

くもん出版

野菜や花や果物の成長過程が分かる

この絵本は大判です。

その中に沢山の野菜と花が育っていきます。

おじいちゃんが畑の世話をお孫と一緒にしながらお孫さんに伝えているのは野菜の作り方だけではないと思いました。

そしてページをめくると、季節によって畑に育つ野菜や果物の変化を感じることができます。

そして、何よりもおじいちゃんとお孫さんが楽しそうに話しながら、世話している過程が微笑ましいです。

ところで、この話すという事に意外な報告があります。

何かというと、野菜を栽培するときストレスをかけるという方法があるそうです。

例えば水やりを制限するとトマトが甘くなるとかです。

それで、ブランド化したトマトを知っています。

でも私は、やはり自然に育った野菜を食べたいと思います。

これは思い込みか?(笑)

それはともかくとして、野菜や花に話かけると、

話している方もなんかほっこりして、野菜が、花が答えてくれているようで嬉しくなります。

この絵本で汗かいて土を耕し、成長を楽しんだ若い頃を思い出しました。

何だかまた、畑作りたいと思ってしまいます。

野菜や花や果物の成長過程が分かる絵本です。

ジャンヌ・ブベール作

富山房

親にとって子どもは一生の宝物です。

親の愛情は人でも動物でも偉大です。

そんな事を感じさせてくれる絵本です。

クマのパパとママは、子グマが寝る前に「お休み、世界で一番可愛い子グマ達」といっていました。

これは、第3者引用といって人を納得さすために有効な手段です。

しかしある日、子グマ達はパパとママは誰が一番可愛いのか知りたくなりました。

子グマの疑問にパパはママの言葉を借りて、ママはパパの言葉をかりて子グマに愛情をつたえます。

愛情は偉大です。

でも言葉にして伝えないと伝わりません。

沢山の愛情表現を言葉にして伝えていきたいです。

言葉で愛情表現したいと思った絵本です

パパとママのたからもの

文:サム・マクブラットニィ

絵:アニタ・ジェラーム

訳:小川仁央

児童図書館・絵本の部屋