お昼寝できた訳はなに

川の側にカバの親子が住んでいました。

「さあ、ごんちゃん、昼寝の時間ですよ」

と言われて、はーいと返事して横になったものの眠れません。

ごんちゃんはコッソリ抜け出しお友達に家に行きましたが、ワニもライオンもゴリラもお昼寝中でした。

🐊 🌸 🦁 🌷 🦍

ところが、お昼寝出来ないのはごんちゃんだけではなかったのです。

眠れないゴリラくんに言ったごんちゃんの言葉

あれ?

その言葉を聞いた方がいいのは誰かな?

そして、ゴリラくん無事お昼寝できました。

何があったのかな?

お昼寝できた訳はなに

作:馬場のぼる

フルーベル館

嘘もほどほどにと思った絵本

ウソスギ君は嘘が大好きな男の子です。

毎日毎日嘘をついています。

カバンに泥がついているとか、危ない犬が襲ってくるとかです。

でも私だったら先生が悪口言っていたよは聞き流せないな?

相当落ち込んでしまいます。

ウソスギ君は嘘が悪い事だと思っていないんです。

それどころか「信じる方が悪い」とか「想像力のある証拠」だとか言っているのです。

ちょっと頭に来そうです。

でおじいちゃんが「地獄ワラシ」がくると脅しをかけるのですが、そんな脅しには乗りません。

ところが、

本当に現れたのです。

地獄ワラシが・・・

(´;ω;`)ウッ…

そして何と嘘地獄に連れて行かれたのです。

(´;ω;`)ウッ…

その世界は「嘘をつけ 嘘は楽しいな けけけけけ」

((´∀`))ケラケラ

そうそう

(* ´艸`)クスクス   (*`艸´)ウシシシ

この笑い声の表現が沢山あって読んでいると楽しくなって、ついつい大きな声になってしまいます。

嘘もほどほどにと思った絵本です。


作:塚本やすし
(株)マイクロマガジン社

自分の良さを認める事の重要性を感じた絵本

小さいちゃん何をやっても大きいちゃんにかないません。
私はなんてダメな子なんだろう。

🙅 🙅 🙅

自分がとってもちっぽけに感じられた小さいちゃんはある日

こんなところからお話が始まります。

この自分をダメなことと認識している小さいちゃんに心が痛みます。

小さいちゃんにはいつも大きいちゃんの影が・・・
読みながら何回も頷く自分を感じます。

ある日、大きいちゃんにいたずらされた小さいちゃんは仕返しをします。

🌳  🐦  🌳

しかし、大きいちゃんの悲しそうな姿をみると、小さいちゃんはもっと自分が小さくなってしまいます。

小さいちゃんはいたたまれなくなったのか家出をします。

🍃   🍁

そこでの小さいちゃんの行動で、大きいちゃんとの関係が変わります。

そして、いつも大きいちゃんの影を意識していた小さいちゃんが自分を自分自身を認めることができたのです。

自分の良さを認める事の重要性を感じた絵本です。

 

ちいさいモモちゃん
さく:ジェシカ・ミザーヴ
やく:さくまゆみこ
主婦の友

いっぱいスキンシップしたくなる絵本

可愛い💕可愛い💕

赤白だけで表現されている絵本なんですが、

画面に大きく広がる

白地に赤や赤地に白と工夫されています。

そしてパンダやネコや犬など色んな動物の親子が出てきて

🐼 🐈 🐶 🐇 🐘

ちゅっ ちゅっ します。

この光景に癒されるのです。

そして最後はママとママと(わたし ぼく)の番です。

絵本を出した瞬間からのお待ちかねの最高の時間です💖

いっぱいスキンシップしたくなる絵本です💖

こどものとも012

 

楽しいお散歩したくなる絵本

もうすぐ梅雨です。

☂ 💧 ☔

なんかぁ~

鬱陶しい気もしますが、

☁ ⛅ ☁

それは多くの?大人の世界観?

子どもの世界は

長靴はいてお出かけです。

おさんぽ おさんぽ

👣 👣 👣 👣 👣

ダンゴムシさんもおさんぽ

🐛 🐛 🐛

アリさんもおさんぽ

🐜 🐜 🐜

そして大好きな水たまりでバシャバシャ

あぁ~~怒らないで_(._.)_

長靴の中に水が・・・

あぁぁ~たまんない‼

長靴ぬいてバシャバシャです。

👟 ⤴ 💧⤵ 👟

小さな虫やアリやカタツムリ等々楽しい発見の連続です。

こんな経験を楽しめるのは人生の少しの時間だけです。

 

せめて絵本の中で

たっぷりその感覚を感じて遊んでほしいです。

楽しいお散歩したくなる絵本でした。

 

さく:ひろのたかこ

福音館書店

私は星が大好きです。

特に中学生のころは一番星を探したり、早起きして星を眺めていました。

☆ ★ ☆ ★ ☆彡

朝方の星は特に美しく、星と星が繋がり空から浮き出ているように感じていました。

この絵本を読んで思い出しました。

この絵本は星の魅力が親子三代にまで伝わった内容です。

おじいちゃんが子どものころは一番星が見えたら友達とサヨナラして帰ったから始まり

おじいちゃんは望遠鏡ではじめて月をみたとき、月にニキビがあってまだ大人になってないのかなと思った事や、恋人と見た星のことなど書かれています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

おじいちゃんから娘へ、娘から孫へ

星の魅力が受け継がれていきます。

日本の代々引き継がれる職人さんみたいです。

星には詳しくないですがこの世界も奥が深いのでしょうね。

今夜我が家からの星は見えず淋しいですが、この空の奥には想像も出来ない星の世界があると思うとワクワクします。

想像の世界にワクワクした絵本でした。

 

ほしにむすばれて

文:谷川俊太郎

絵:えびなみつる

文研出版

一緒にお出かけ気分を味わえそうな絵本

コロナ禍だって平気だよ。

くまさんがカッコいい帽子をかぶって手を振って楽しそうにお出かけです。

🐻 🧢 🐻 🧢 🐻

「いってまいります」。

とことことこ

👣 👣 👣

「おや 水たまり」

じゃぶ じゃぶ じゃぶ

💧  💧  💧

石ころで すってん ころりん

🔂   🔃

いちごに山ブドウをみつけて

🍓 🍇 🍓

ぱくん ぱくん

とか すってん ころりん ぽっちゃん ぴょん

 

この擬態語のリズム感がたまりません。

🎵  ♬  (^^♪

そして、おみやげを持って家に帰ります。

🎁 🍃 🎁 🍃 🎁

くまさんと一緒にお出かけ気分を味わえそうな絵本です。

 

 

くまさん

ぶん:なかがわえりこ

え:なかがわそうや

福音館書店

そっと寄り添ってくれていると感じた絵本

今日、あなたは空を見上げましたか。

空は遠かったですか、近かったですか。

雲はどんな形をしていましたか。

この絵本は静かに優しく、そして力強くささやきかけてくれます。

私の心に。

中でも

耳を澄ますと、何が聞こえますか。

沈黙はどんな音がしますか。

じっと目をつぶる。

すると何がみえますか。

この言葉ジーンときました。

確かに何かが聞こえる。

確かに何かが見える。

そんな気がします。

美しい絵に心が奪われていくような

絵本の中の道なき道を歩いているような

歩きながら自己と向き合っているような

不思議な力を感じてしまいます。

その後も質問は続きます。

幸福って何だと思いますか

時代は言葉をないがしろにしている。

と続いていきます。

”言葉をないがしろに”という言葉が

心の深い所に届いたように心地よいドキッを感じました。

出会うべくして出会えた絵本に感謝の気持ちがわいてきました。

一つ一つの質問にゆっくりこたえながら

私の答えに

そっと寄り添ってくれていると感じた絵本です。

 

 

最初の質問

詩:永田弘

絵:いせひでこ

講談社

リンゴがドスーン

おおきな おおきなリンゴが野原にドスーンと落ちてきました。

🍎 🍏 🍎

どれだけ大きいかというと、そのリンゴを食べるのに

モグラやら、アリやら ゾウやら、キリンやらまで食べれる大きさ。

🐜🐜🐜 🐘 🦒 🐇 🐷

そんなリンゴ見たことない。

絵本の半分はリンゴ🍎で埋め尽くされています。

この大きさに圧倒されそうです。

むしゃむしゃ

おーうまい

ガリ ポリ ガシ ガシ

バリ ポリ バリ バリ

カプ かぷ ぴちゃ ぴちゃ

このリズム感いいですね(⋈◍>◡<◍)。✧♡

かじりカスもよだれ?も全部含めておいしい(⌒∇⌒)

 

リンゴがドスーン

作:多田ヒロシ

出版社:啓林館編集 文研出版

豊かな心になって眠れそうな絵本です

夜になります。

なにもかも

みな眠ります

お日様は地球の向こう側に隠れます。

どこの家にも明かりがついて

外は暗くなります。

小鳥も、魚も、羊も眠ります。

小鳥たちは眠ります

眠たい小鳥たち

魚たち眠ります

羊たち眠ります

と何回もやめます・眠りますを繰り返すことで子ども達を睡眠へいざなっていきます。

最後は神様にお祈りします。

「もの言えぬ小さなものたちをお守りください。」

と豊かな心になって眠れそうです

 

おやすみなさいのえほん

ぶん:マーガレット・ワイズ・ブラウン

え:ジャン・シャロー

やく:いしいももこ

福音館書店